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「建築から逆算する」                                  失敗しないオフィス家具選びの極意

こんにちは、ImaedaDesignです。

今回は、建築デザインから逆算する家具選びの極意についてご紹介します。

オフィス移転やリノベーションを計画する際、家具選びを

「内装が終わってから考えるもの」だと思っていませんか?

 

実は、家具は単なる備品ではなく、建築の一部です。

壁や照明、働く人の動線と家具を「逆算して」設計することで、オフィスの

機能性と美しさは劇的に変わります。

「なんとなく選ぶ」ことで起こる失敗を防ぎ、時間が経っても価値が落ちない空間

を作るための5つの視点をお伝えします。

 

 

 

1.【造作家具】                                      空間を1cmも無駄にしない「坪単価」の最大化

 

多くののオフィスでは、既製品の棚を置いた後ろに「掃除もできない5cmの隙間」

が生まれています。

もし、その隙間がオフィス全体で1㎡分あったとしたら・・・

名古屋市中区のオフィス賃料相場(月額坪単価)を考えると、年間で数万円以上の

「何にも使えない空間」に家賃を払っていることになります。

弊社では、設計段階から柱の出っ張りや壁の凹凸に合わせて家具を「造作」します。

 

  既製品の配置(よくある失敗) ImaedaDesignの造作家具
空間活用

 壁との隙間に埃が溜まり

 活用できない

 細かく寸法を測ったうえで設計。

 壁そのものを収納に変える

ブランディング

 継ぎ接ぎ感が出てしまい

 安っぽく見える

 建築素材と同じ木材で仕上げ

 高級感を醸成

経営的価値

 空間の20%以上が

 デッドスペースになることも

 坪単価を最大限に活用し

 実質的なコストを削減

 

check point   —————————————————————————————-

製品で妥協せず、隙間を「収納」や「カウンター」に変えて資産化する

建築と一体化させることで、移転時の原状回復も考慮したスマートな設計 

「掃除の手間」という見えない人件費コストも削減できる

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2.【黄金比】                                                                 天井高から導き出す「視覚的ストレス」の解消

「カタログで見た素敵な椅子。自社に置いたら、なんだか部屋が狭く見える……」

この違和感の正体は、天井の高さと家具の「背丈」のミスマッチです。

 

日本の一般的なオフィス(天井高2.5m前後)では、ハイバックチェアを並べすぎると

視界が遮られ、社員は無意識に閉塞感を感じて集中力が低下します。

弊社では、着席時の目線から天井までの「余白」を数値化してシミュレーションします。

・開放感を優先するエリア

 背もたれを低く抑え、視線が遠くまで抜けるように配置。

 

・重厚感を出す応接エリア

 スケルトン天井などの高い空間では、あえてボリュームのある家具を選び

空間の重心を下げて落ち着きを作る。

 

単に「座り心地」で選ぶのではなく、空間全体のプロポーションから逆算して

椅子の高さを1cm単位で吟味する。

これが、長時間いても疲れない、そして洗練されて見えるオフィスの

「黄金比」の作り方です。

 

check point   —————————————————————————————-

家具の高さは「カタログの数値」ではなく「天井との比率」で選ぶ

視線の抜けを作ることで、狭いオフィスでも広々と感じさせる

照明の光が家具にどう落ちるか、影の出方まで計算して配置する

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3. 【3D技術】                                              意思決定を加速し、経営リスクをゼロにする

「図面で見ると広そうだったのに、実際に家具を置いたら通路が狭くてすれ違えない」

これはオフィス移転で最も多い失敗の一つです。

 

平面図での「通路幅90cm」という数字は、あくまで静止した状態のもの。

実際に人が座り、椅子を後ろに引き、別の人がその背後を通るという

「動的なボリューム」を想像するのは非常に困難です。

 

ImaedaDesignでは、家具の選定段階から精密な3Dシミュレーションを行い

以下の「経営リスク」を事前に排除します。

動線のストレスチェック

 椅子を引いた状態でも、スタッフがストレスなく回遊できるか?

 を、VRのように「歩行目線」で検証します。

視線のマネジメント

 デスクに座った際、向かいの人の視線が気にならないか?

 PC画面が通路から丸見えにならないか?

 など、プライバシーと集中環境をミリ単位で確認します。

「隠れた死角」の解消

 家具の配置によって照明が遮られないか、エアコンの風が

 直接当たりすぎる席がないかなど、完成後には修正が難しい

 「インフラのミスマッチ」をゼロにします。

 

「なんとなく良さそう」という曖昧な感覚ではなく、

「この配置なら効率が最大化される」という確信を持って着工できる。

これが、3Dシミュレーションを経営戦略に組み込む最大のメリットです。

 

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「数字(寸法)」ではなく「実際の体感」を完成前に3Dで確認する

通路幅や視線の交差など、図面では見えないストレス要因を排除する

経営者とスタッフの間で完成イメージを共有し、社内の合意形成を加速させる

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4. 【環境診断】                                   オフィス環境診断士が仕掛ける「集中と緩和」の科学

「アットホームな雰囲気」や「居心地の良さ」は、単なる感覚ではありません。

オフィス環境診断士の視点から、素材が人間の脳や心理に与える影響を科学的に

分析し、空間を「設計」します。

 

一貫デザインの強みは、建築のベース(床・壁・天井)と、直接肌に触れる

家具の素材を「触覚レベル」で連動させられることです。

■「集中」のブースト

 執務エリアでは、あえて少し硬質な素材や、彩度を抑えたクールな色調

 デスクを選定します。

 これにより脳が「仕事モード」に切り替わり、深く没頭できる環境を作り出す。

■「緩和」によるアイデアの創出

 休憩スペースマグネットスペース(人が集まる場所)には、天然木の無垢材

 柔らかな質感のファブリック家具を配置します。

 木目の持つ素材の温かみは、副交感神経を優位にし、リラックスした状態から

 生まれる偶発的なアイデアを促進します。

 

このバランスを間違えると、社員は無意識に疲れを感じ、生産性は低下します。

「どこで、どう感じてほしいか」から逆算する素材選びこそが、

戦略的デザインの真髄です。

 

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「なんとなく」の素材選びを止め、場所の目的に合わせた「脳への刺激」を設計する

建築の構造材と家具の質感を対比・調和させ、社員のオンオフを切り替える

オフィス環境診断に基づき、メンタルヘルスやモチベーション維持に投資する

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5. 【可変性】                                  5年後の増員を見据えた「配線とレイアウトの先行設計」

成長企業の経営者様が最も後悔するのは、

「数年で人が増えたとき、デスクを置く場所にコンセントがない」という事態です。

後から壁を剥がしたり、床下を掘り起こして配線し直すのは、

莫大なコストと業務の中断を招きます。

 

弊社では、今の人数に合わせた設計ではなく、「5年後の組織図」から逆算した

先行設計を行うことができます。

 

   一般的な「今の人数」設計   ImaedaDesignの「可変性」設計
配線の考え方  今のデスク位置にだけ電源を引く  どこに動かしてもOKな「グリッド配線」
増員への対応  床を剥がす等の追加工事が必要   家具を買い足し、配置を変更で完了
先行投資の価値

 初期費用は抑えられるが、

 将来の改修費が高い

 将来の「工事費・引越し費」を

 今の設計で消し去る

私たちは、家具が「どこにでも動かせる」ように、あらかじめ建築段階で

配線の余白を仕込みます。この「可変性のあるインフラ」があることで

組織の急な拡大やチーム編成の変更にも、週末だけでスピーディーに

対応することが可能になります。

◉「家具を動かすだけ」で新しいオフィスに生まれ変わる。

この柔軟性こそが、長期的に見て最も利益率を高めるオフィス投資の形です。

 

check point   —————————————————————————————-

5年後の人員増加を想定した「3Dレイアウトパターン」を事前に持っておく

配線ダクトを建築の一部として隠し、美観と拡張性を両立させる

家具の「移動のしやすさ」を重視し、組織の成長スピードを止めない環境を作る

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まとめ

家具選びは「最後のおまけ」ではなく、「経営戦略の要」です。

建築デザインと家具を切り離さず、設計段階から「逆算」して考えることで

坪単価の最大化や生産性の向上、そして将来の改修コスト削減という大きな

リターンが生まれます。

 

弊社は、デザインの美しさはもちろん、

「5年後、10年後も利益を生み続ける空間」を追求しています!

「移転やリノベーションで失敗したくない」「ブランド価値を一段引き上げたい」

とお考えの際は、ぜひ私たちにご相談ください!

貴社の成長を加速させる、最適な「逆算設計」を共につくり上げましょう。