「ただの移動」を「ブランディング」に変える。 エレベーターホールから始まる顧客体験の設計
こんにちは、ImaedaDesignです。
今回は、エレベーターホール・階段室のデザイン戦略について
ご紹介します。
多くの経営者様がオフィスデザインを考える際、真っ先に思い浮かべるのは
「執務スペース」や「会議室」でしょう。
しかし、顧客が御社のブランドを肌で感じる「体験」は、受付のベルを鳴らすよりも
ずっと手前、エレベーターの扉が開いた瞬間からすでに始まっているのです。
エレベーターホールや階段室は、単なる「移動のための通路」ではありません!
そこは、ゲストの期待感を高め、企業の品格を無言で伝えるための
「戦略的なブランディングスポット」です。
弊社が大切にしている「一貫したトータルデザイン」の視点から、素材選びや
照明ひとつで「ただの移動」を「価値あるブランド体験」へ変える手法を
具体的なインテリア要素とともに詳しく紐解いていきましょう。
エレベーターホール: 期待感を高める「光と素材」の演出

エレベーターの扉が開いた瞬間、そこはゲストにとっての「劇場の幕開け」のような
場所です。ここで受ける視覚的な刺激が、その後の商談や面接に対する心理的な
コンディションを決定づけます。
「光」をコントロールして空気感を設計する
私たちは、3Dシミュレーションを駆使して、どの位置にどれだけの光を当てるかを
計算します。単に「明るくする」のが目的ではありません。
入室時の開放感を最大化するために、ホールをあえて少し落ち着いたトーンに落とし
オフィス内を明るく見せる「明暗差」の設計を行うこともあります。
素材が放つ「無言のメッセージ」
| 素材 | 演出できる「会社の性格」 | インテリアの具体的手法 |
| 漆喰× 縦の間接照明 | 「誠実・伝統・本物志向」 |
職人による手仕事の凹凸に光を這わせ 奥行きと品格を出す。 |
| 大理石 × ライン照明 | 「先進・スピード・高付加価値」 |
鏡面仕上げの床に光を反射させ 清潔感とスケール感を強調する。 |
| 真鍮× ウォールナット | 「上質・アットホーム・信頼」 |
金属の輝きと木の温もりを対比させ 重厚ながらも親しみやすい印象へ。 |
3D設計だからできる「ミリ単位のこだわり」
窓がないことが多いエレベーターホールでは、圧迫感をどう取り除くかが課題となります。
■ ミラーの魔法
突き当たりに「ブロンズミラー」や「ヘアラインメタル」を配置し
空間を2倍に広く見せつつ、素材の反射で高級感を演出します。
■ ロゴの魅せ方
ロゴを単なる看板として置くのではなく、壁の素材に直接彫り込んだり
裏からバックライトで浮かび上がらせることで、空間と一体化した
「一貫性」のあるデザインを実現します。
【経営者・右腕へのヒント】
コーポレートカラーを「ペンキのベタ塗り」で表現していませんか?
・青なら「青い色ガラス」
・赤なら「着色されたテラゾー」
素材の質感を通して色を表現することが、資産価値を落とさず
「飽きのこない空間」を作る秘訣です。
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☑ 扉が開いた瞬間の「数秒」が、その後の商談の空気感を決定づけている
☑ 素材の質感を通じて「企業の品格」を伝えることが飽きないブランド構築の鍵
☑ 窓のない閉鎖的な空間こそ、3D設計の「光のコントロール」が資産価値を左右する
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階段室: 歩きたくなる「健康経営」へのインテリアアプローチ

階段室を「非常時の通路」から「社員を元気にさせる空間」へ。
デザインの力で自然な行動変容を促します。
「移動」を「リフレッシュ」に変える仕掛け
■ 足裏の触感でスイッチを切替
執務室とは異なる「ボロン」や「サイザル麻」の床材を使い
歩くたびに脳への刺激とリズムを生む。

■ 手に触れる部分への投資
無機質な金属ではなく「無垢材」や「レザー巻き」の手すりを採用し
身体的なストレスを軽減させ安心感を与える。

■ 心理的な誘導設計
上階へ行くほど照明を明るく、色温度を高めることで、心理的に
「上へのぼりたい」という意欲を自然に引き出す。
■ 五感へのアプローチ
踊り場への観葉植物の配置や木目壁面による演出が、移動中の
視覚疲労をリフレッシュさせ、ウェルビーイングに貢献する。

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☑ 階段を魅力的に変えることは、電力削減と社員の健康増進を同時に実現する。
☑ 身体に触れる素材へのこだわりが、移動時間をリフレッシュや思考の切り替えへと変える。
☑ 密な照明設計が、安全性の向上とブランド浸透を同時に叶える。
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踊り場: 偶然の対話を生む「サードプレイス」の仕掛け

部署の垣根を超えたコミュニケーションは、会議室ではなく
「移動中」に生まれることが多いものです。
踊り場を「ただの通過点」にしない工夫
■ デッドスペースのベンチ化
通行の邪魔にならない場所に小さな腰掛けを設置し
短時間の偶発的な立ち話を促す。

■ 情報のハブとしての活用
真鍮の案内板や質感の良い掲示板を設置し
社内イベントやSDGsの取り組みを自然に発信する。

■ 五感を癒やすアートの配置
3D設計で視線の先を計算し、季節のアートや一輪挿しを
置くことで「思考の余白」を作る。

■ 品格ある誘導デザイン
床に「真鍮の見切り材」を埋め込むなど、看板に頼らない
美しいサイン計画で空間をスマートに整える。

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☑ 踊り場を「情報のハブ」に変えることで、部署を超えたコミュニケーションが生まれる。
☑ ベンチやアートの配置が、デッドスペースを価値ある「サードプレイス」へと昇華させる。
☑ 看板に頼らない美しい誘導が、空間の質を落とさずスムーズな顧客体験を作る。
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「時間が経っても価値が落ちない」 一貫性のこだわり

Imaeda Designが建築から家具選定まで一括して提供するのは
空間の「資産価値」を長期的に維持するためです。
投資を無駄にしないための「選択と集中」
◉経年優化する素材の厳選
流行を追うのではなく、10年後、20年後と使い込むほどに
味わいと品格が増す本物の素材を提案する。
◉戦略的リノベーションの実施
オフィス環境診断に基づき、コストをかけるべき場所と
シンプルに抑える場所の「選択と集中」を明確にする。
◉ブランド体験の一貫性保持
建築・インテリア・家具がバラバラにならず、一つのストーリー
として繋がることで、企業の信頼を確固たるものにする。
◉3Dによるリスク回避
施工前に完成形をミリ単位で可視化することで、
イメージの乖離を防ぎ確実な投資対効果を実現する。
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☑ デザイン投資が報われないのは、部分最適による「一貫性の壁」が原因である。
☑ 顧客が接する全ての体験を戦略的に設計するロードマップを持つことが重要である。
☑ 一貫性は顧客ロイヤルティと信頼を生み、結果的にデザイン投資を無駄にしない。
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まとめ
エレベーターホールや階段室、そして踊り場。
これらの「移動空間」に投資することは、来客への敬意であり、社員の意欲を
高める未来への投資でもあります。
弊社は、多様な事業領域で培った知見と3D技術を駆使し、機能性と美しさが共生する
「飽きのこない空間」を創造します。
「ただの通路」を「ブランドの武器」へ。
私たちは、空間から御社のビジネスを底上げするパートナーになります。
共用部から始まる新しいオフィス戦略。
その第一歩を、ぜひImaedaDesignにお任せください!!