整形外科の内装デザインのポイントは? リハビリ施設についても
こんにちは!
Imaeda Designです。
今回は、整形外科の内装デザインについて重要なポイントをまとめました。
まず、整形外科の内装デザインのポイントは以下3つに絞り、具体的な施工事例も交えてまとめてあります。
- バリアフリーの対応
- 広めの通路や動線の確保
- 高さや素材の配慮
他にも整形外科には必須施設である、リハビリ施設の内装についても以下3つの内容で掘り下げていきますね。
- 圧迫感のない空間
- 設置する器具と配慮
- グリーンやヘルスケアアートの設置
整形外科の施工やリフォームする際に参考にしていただけたらと思います。
整形外科クリニックの内装デザインのポイント3選!
ポイント1:バリアフリーの対応
整形外科に通院する方の中には、車いすや松葉づえを使用している方や、足腰が悪い方も少なくありません。
床の素材を滑りにくいものを使用することや、バリアフリーに対応しているかどうかの点は重要なポイントです。
手すりやスロープなどの設置も必須となります。
ポイント2:広めの通路や動線の確保
車いすの方や歩行補助器具で来院される方も少なくないので、広い通路や広い待合スペースの確保は重要な点です。
また、リハビリのみで診察のいらない再診外来を目的として来院される患者さんもいらっしゃいます。
そのため、受付・待合スペースから診察・検査とリハビリ室を明確に分離した配置と動線計画にし、患者さんの利便性も考慮しましょう。
ポイント3:高さや素材の配慮
高齢者の方や車いすで来院される方もいらっしゃるので、カウンターの高さを低くした車いす専用の受付スペースがあるといいですね。
そのほかスタッフが患者の元まで出ていきやすくしたりと、スタッフの対応のしやすさにも配慮することが望ましいです。
また、受付カウンターには杖ホルダーや手荷物置きがあるとなお良いでしょう。
リハビリ施設のデザインのポイント3選
ポイント1:圧迫感のない空間
リハビリスペースはスポーツウエアなどの着替える場所や、貴重品ロッカーなどが必要です。
また、きちんとリハビリに集中できるようなのびのびとした空間にすることが重要です。
また、リハビリは様々な器具を用いて行うことが多く、中にはサイズが大きい器具もあります。
車いすや松葉杖等を使用する患者さんも多く来院されるため、器具の配置や通路幅に関しても配慮が必要です。
ポイント2:設置する器具と配慮
リハビリには物理療法と運動療法があります。
物理療法は主に器械を使用して行い、中にはマイクロ波を発生させるものや、水道設備を使用するウォーターベッドは重量もあり、床に補強が必要となるものもあります。
また運動療法は、トレーニングマシンを使う全身運動のため、他のテナントへの振動も対策が必要となります。
このように導入する器械の特性に合わせた対策も重要になってきます。
ポイント3:グリーンやヘルスケアアートの設置
医療機関には暗い印象をお持ちの方も多いため、明るい気持ちで過ごしていただけるように、内装を明るくすることは重要です。
特にリラックス効果のあるグリーンを置くことで、無機質的な病院空間をおしゃれにしてくれるだけでなく、患者さんも落ち着いた気分でリハビリに励むことができます。
また、ヘルスケアアートを設置することで患者さんのストレスや疲労感を軽減させ、気を紛らわしてくれる効果もあります。
まとめ
以上が整形外科の内装デザインのポイントと、整形外科に必須の施設リハビリ施設についてでした。
整形外科の内装デザインのポイントは、バリアフリーの対応や、広めの通路・動線の確保、高さや素材の配慮が必要ということでした。
リハビリ施設の内装は、圧迫感のない空間と、グリーンやヘルスケアアートの設置などがおすすめです。
他にも設置する器具によって、合わせた対策が必要となるため、事前にヒアリングが最も重要となります。
整形外科のデザイン・施工の際にはぜひ参考にしていただけたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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