注目されているサステナブルオフィスについて
こんにちは、ImaedaDesignの今枝です。
今回は、近年注目されているサステナブルオフィスについて紹介したいと思います。
2025年以降は、環境に配慮したオフィスビルの竣工が増え、最新の設備を備えた
サステナブルなオフィスがさらに普及すると予測されています。
企業のブランディングや従業員の働きやすさを向上させるため、資源循環型の
オフィスデザインが積極的に導入されているようです。
この流れは今後も続くと考えられ、企業の競争力を高める要素として、
サステナブルなオフィスデザインはますます重要になりそうですね。
サステナブルオフィスとは?
➡環境に配慮しながら快適な職場環境を実現するオフィスのことです。
「Sustain=持続する」「able=可能な」という意味を持ち、日本語訳は「持続可能な」です。
省エネルギー設計や再生素材の活用などを取り入れ、働く人にも地球にも優しい空間を目指す。
近年、企業の社会的責任が重視される中で、持続可能なオフィスづくりは
重要な課題となっています。
エネルギー消費を抑えながら、自然と調和したデザインを取り入れることで、従業員の生産性や
満足度を向上させる効果も期待できます。
サステナブルオフィスの基本とは?
従来のオフィスと異なり、
エネルギー効率の向上、資源の有効活用、従業員の健康促進など、
多面的な取り組みを含みます。
設計のポイント
消費エネルギーの削減 | ・太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーを活用 |
・センサーライトやスマート空調導入し、無駄な電力消費を削減 | |
資源の有効活用 | ・リサイクル可能な建材や家具を使用し、廃棄物を減らす |
・ペーパーレス化を推進し、デジタルツールを活用 | |
従業員の満足度向上 | ・自然を取り入れたデザインを採用し、リラックスできる空間を作る |
・フリーアドレス制を導入し、柔軟な働き方を促進 | |
環境負荷の低減 | ・廃棄物の分別・リサイクルを徹底し、ゴミの削減を図る |
・グリーンビルディング認証を取得し、環境基準を満たす設計を行う |
サステナブルオフィスは、企業の社会的責任やSDGsの達成にも貢献し、従業員の満足度向上や
企業ブランドの強化にもつながります。
メリット・デメリットについて
〈メリット〉
- 環境負荷の軽減
➡CO2排出量を削減、廃棄物の削減やリサイクルの推進が可能。
- 企業のブランド価値向上
➡企業のイメージ向上、環境意識の高い顧客や投資家からの支持を得やすい。
- 従業員の健康と生産性向上
➡自然光や緑が多いためストレス軽減や集中力向上、働きやすい環境を提供。
- 長期的なコスト削減
➡電気代や水道代を削減、印刷コストを抑えられる
〈デメリット〉
- 初期導入コスト高め
➡素材が通常より高め、設計や施工に時間がかかる。
- 継続的な管理が求められる
➡廃棄物の分別やリサイクルの管理と従業員の意識改革や教育が求められる。
- 時間をかけて効果が現れる
➡環境負荷・コスト削減の効果は、長期的な視点で見ないと実感しづらい。
➡企業の経営戦略として定着させるには時間がかかる。
まとめ
サステナブルな取り組みは、環境・社会・経済のバランスを保ちながら、未来の世代に
より良い環境を残すための重要な考え方です。
企業の社会的責任や従業員の快適性を向上させるだけでなく、長期的なコスト削減にも
貢献します。環境負荷を抑えながら、企業の価値を高めるためのオフィスづくりを目指し
弊社が最適なご提案をさせていただきます。