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皮膚科クリニックの内装デザインのポイントは?

こんにちは!メディカルスタイリストの今枝です。

今日は皮膚科クリニックの設計デザインについてご紹介いたします。

皮膚科クリニックといえば、どんな印象をお持ちでしょうか?

個人的に思い浮かぶのは、いつも込み合っていたり、やたらと殺風景だったりとした風景で、まだまだ機能性やデザイン性向上の余地がありそうですよね。

どんな診療内容なら、どんな動線計画になるのか、またどんな内装デザインが好ましいのか、いくつかポイントをお伝えできればと思います。

皮膚科クリニックの内装デザインのポイント4選!

ポイント1:充実した待合スペースを

ポイント2:複数の診察室を確保せよ

ポイント3:パウダースペースは処置室近くに(但し診療内容による)

ポイント4:レーザー治療時の「排気」に注意

 

ポイント1:充実した待合スペースを

 

ニキビから火傷まで、「どの様な症状をどこまで診るのかー」。皮膚科は、最も選択肢の多い診療科目と言えます。 たとえば、小オペをするのか?レーザーを導入するのか?美容をどこまで取り入れるのか?ビタミン注射は?etc..

どのような戦略で、どんな患者層をターゲットにするかにより、開業場所、開業費用、必要診療面積も大きく異なります。 極端に言えば、一般皮膚科だけを診るなら、検査機器は顕微鏡だけで事足りるので、20坪程度のテナントでも開院も可能です。

とはいえ、待合室の狭い皮膚科に小さな子供を連れていくのは、気が引けてしまいませんか?キッズスペースがある。緩やかに個々のスペースが仕切られている。読み物がある。植物がある・・・など「充実した待合室」は、ある程度の患者数を診る場合、やはり必須かと思われます。

一方で、レーザーを複数導入し、美容外科に近い診療内容とするなら、大きめの診療スペースと華美な内装が必要になるでしょう。エントランスから、瀟洒で洗練された動線計画とデザインで、待合スペース、診療室、処置室などへ患者様をいざなう優美な内装デザインで統一することがお勧めです。

ポイント2:複数の診察室を確保せよ

 

皮膚科は、保険診療だけで言えば診療単価が低く、多くの患者様を診る必要があります。そのため、患者様の回転の速さが重要になりますので、患者様の着替えの時間なども考慮し、診察室は複数室あると望ましいでしょう。

ポイント3:パウダースペースは処置室近くに(但し診療内容による)

 

診療内容によっては、化粧を落としてもらう必要がある為、処置室やレーザー室の中外に、ちょっとした癒しのパウダーコーナーを設置すると、患者様の満足度は高まるでしょう。動線計画としては、診察室 → パウダールーム → 処置室 or レーザー室 → パウダールーム → 待合室がスムーズに行えるようゆとりをもって計画するとよいでしょう。

ポイント4:レーザー治療時の「排気」に注意

 

レーザー治療の際は、タンパク質の焦げるような強烈な悪臭が発生することが予想されます。日本人は特に臭いに敏感だといわれますが、一般の患者様は経験したことのない類いの臭いが漏れると、ボヤを想起される患者様もいらっしゃるかもしれません。それゆえ、処置室の換気(特に排気)は単独で設置し、外部に直接ダクトが出せることが肝要です。

まとめ

以上が皮膚科クリニックの内装デザインのポイントについてでした!

皮膚科クリニックの内装ポイントは、以下4つ。

●充実した待合スペースを

●複数の診察室を確保せよ

●パウダースペースは処置室近くに(但し診療内容による)

●レーザー治療時の「排気」に注意

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