INFORMATION

耳鼻科・耳鼻咽喉科クリニックの内装デザインのポイント3選!待ち時間対策についても!

こんにちは!メディカルスタイリストの今枝です。

今日は耳鼻科のクリニックの設計デザインについてご紹介いたします。

季節ごとに患者数の増減の激しい耳鼻科。

他の科と比べて、患者数が多いとも言われています。

コロナ後は、感染症対策を気にされる患者さんも多いですよね。

そんな耳鼻科・耳鼻咽喉科の内装デザインについて抑えるべきポイントをまとめてみました。

ポイントは以下3つ。

  • 待ち時間を快適に
  • 子ども飽きさせない
  • ドクターの動線を最短距離に

そのほか、患者数が多いからこその待ち時間対策についても掘り下げていきますね。

耳鼻科・耳鼻咽喉科クリニックの内装デザインのポイント3選

ポイント1:待ち時間を快適に

耳鼻科での主なターゲット層は、お年寄りと子どもになります。

診療単価も高くはないので、多くの患者を診ることが想定されます。

そのため待合室は、大人数の患者が快適に過ごせる空間が理想です。

例えば、庭を眺めることができたり、患者同士の視線への配慮や、テレビや雑誌の視聴・閲覧のしやすさなどを考慮したゾーニングが必要になります。

ポイント2:子どもを飽きさせない

耳鼻科は、子供の多い診療科ですので、「子どもが飽きずに楽しめる」遊び場があると、

子どもも機嫌よく過ごせて、保護者の負担も軽減できますね。

また、子どもの出す騒音が、ほかの患者に影響しない空間づくりも肝心になります。

プレイルームと待合室をゆるやかに仕切ることが望ましいでしょう。

音はそれほど気にならないけど、子どもの様子はいろんな人々が温かく見守れる工夫があると、雰囲気のよいクリニックになると思います。

ポイント3:ドクターの動線を最短距離に

短時間で多くの患者を診るため、医師の動線が最適・最短でなくてはなりません。

診察や検査に付随して生じるネブライザー(吸入器)や点滴コーナー、医療事務やクラークとの連携がとりやすいゾーニングであれば、医療効率を上げることができるでしょう。

患者さんの待ち時間のストレスを軽減対策も3つ!

病院が行った調査データによると、診療科別の外来患者の待ち時間は、

耳鼻科では1時間7分だそうです。

また、待ち時間が1時間を超えると、患者の不満が急激に増大することも判明しています。

では、待ち時間そのものの軽減や、患者の心理的負担をどのように図るべきなのでしょうか。

1.物理的に稼働力などをアップする

医師も含め、スタッフの稼働人数を増やす。診療時間を拡大する。患者数を調整する。業務の効率化を図り、待ち時間の削減を1目標として取り組むなど、物理的な解決方法があります。

これらが費用対効果として可能なのであれば、取り組む価値は多いにあるといえますね!

2.予約・順番管理システムの導入と活用

既に多くのクリニックで取り入れられている手法です。

これにより、順番をメールやLINEで事前に知ることができるので、待合室で待つ時間を減らせますよね。

3.カフェスペースを設ける

ある調査によると、クリニックの待ち時間対策として、

「患者が病院に魅力を感じるもの」の上位にランクインしているそうです。

カフェのような居心地のよい空間に、座り心地のよいソファやイスで、

雑誌や本を片手に、コーヒーやお茶が楽しめたら。。

「病院の待ち時間」という苦痛な時間が、

「快適な穏やかな癒しの時間」へと変わってしまうかもしれませんね。

まとめ

以上が耳鼻科・耳鼻咽喉科クリニックの内装デザインのポイントと、待ち時間対策についてでした。

耳鼻科の内装のポイントは、以下3つ。

  • 待ち時間を快適に
  • 子ども飽きさせない
  • ドクターの動線を最短距離に

おすすめな待ち時間対策は、

  • 物理的に稼働力などをアップする
  • 予約・順番管理システムの導入と活用
  • カフェスペースを設ける

などの対策がありました。

特にカフェスペースの併設は、病院の魅力に感じるものの上位に入っていましたよ。

Imaeda Designではクリニックのほか、飲食店の事例もありますので、クリニック+カフェのデザインもお任せください。

最後までお読みいただきありがとうございました。