INFORMATION

「モデルルームのような素敵な空間で暮らしたいけど、どうすればよいのか分からない」「雑誌を見てマネしてみたけどなんだかイメージと違う」など理想の空間での暮らしを諦めてしまう人も多いのではないでしょうか。インテリアコーディネートはセンスがもちろん重要ですが、コツもあるのです。簡単なコツをつかんでしまえば驚くほどあなたのコーディネート力がUPします。

それでは、インテリアコーディネートの「6つの」コツを前編・後編の2回に分けてお伝えしていきます。さて今回は前編、部屋全体のイメージに関わるコーディネートや家具選びのコツをお伝えします。

 


【目次】

1.point 1インテリアスタイルの決め

2.point 2インテリアカラーをセレクト

3.point 3家具選びのポイント

4.まとめ

 

point1.インテリアスタイルの決定

テレビや雑誌で「北欧風」や「レトロヴィンテージ風」といった部屋のスタイルを表した言葉をよく耳にしたり、目にしたりします。この「~~風」といったスタイルが部屋全体の方向性に関わってくる重要なものであります。

例えば和モダンの畳に高価なクラッシックの黒皮ソファが置いてある部屋は明らかに統一性がありませんよね。つまり、「~~風」といったインテリアスタイルを決めると部屋をコーディネートする際の方向性が定まり、部屋に統一感がでて一気にオシャレ感が増します。

↑例)ナチュラルスタイルの空間   /アーバンラフレ星ヶ丘 モデルハウス

 http://www.imaeda-design.com/coordinate/model/

そしてインテリアスタイルを決定する際に大切なことは、こだわりたいポイントや好きな色・モノを楽しみながら理想の空間を考えることです。インテリアスタイルの種類としてはモダン、和モダン、リゾート、クラシック、ナチュラル、カジュアル、フレンチカントリー、ヴィンテージなど様々な種類があります。インターネットで画像を検索して自分の理想のインテリアスタイルを探すのもよい方法でしょう。選択したインテリアスタイルの中で暮らしていくのは自分自身なので自身のこだわりや好みを考えて選ぶことをお勧めします。

どれだけ高価な家具を置いてもインテリアスタイルが不明確であると、部屋の統一性に欠けオシャレな空間とは程遠くなってしまいます。従ってインテリアスタイルの決定はこれから先のインテリアコーディネートの道しるべになるのです。

 

 

point2.インテリアカラーの決定

 

次に部屋のインテリアカラーを決めます。最近では手頃な部屋のイメージチェンジとして壁の一面のみカラーを変えるのが流行です。部屋の壁一面のみでもカラーを変えることで部屋の印象が一気に変わったように感じます。

従って、部屋のコーディネートにおいてカラーは大きく影響することが分かります。そしてインテリアコーディネートにおいてカラーの組み合わせと配分は重要であります。この記事ではとりわけ重要であると考えているカラーの配分についてお伝えします。

インテリアカラーにおいて70:25:5の配分が黄金比であるといわれています。まず、部屋の70%を占めるのが「ベーシックカラー」と呼ばれる床・壁・天井のカラーです。一般的には毎日見ても飽きのこない白やアイボリーといったカラーが使われています。部屋の大部分を占めるこれらのカラーを同色系にまとめ、落ち着きのある配色にすることをお勧めします。

そして、部屋の25%を占めるのが「サブカラー」と呼ばれる家具・カーテン・ベッドカバーのカラーです。例えば、部屋の天井や壁が白系でその中に青系のソファを置いた場合、淡白で味気のなかった空間が一気にナチュラルな北欧風の部屋に印象を変えることができます。つまり、サブカラーは統一感のあるベーシックカラーに「変化」を与える役割を持つカラーであります。

最後に、部屋の5%を占めるのが「アクセントカラー」と呼ばれるクッションなどの小物のカラーです。アクセントカラーは部屋全体を引き締める役割をもっています。ベーシックカラーと対照的なカラーをアクセントカラーとして取り入れるとワンランク上の部屋をつくることができます。

これら3種のインテリアカラーの70:25:5といった配分がインテリアコーディネートをする際に重要なのであります。他にもインテリアに使用するカラーにより体感温度を変えたり、部屋を広く見せたりすることができます。カラーの効果は別の記事で詳しくお伝えする予定ですので、お楽しみにお待ちください。

 

 

point3.家具選び

インテリアコーディネートというと最初に家具選びをしなければと思う人が多いかもしれませんが、実際はスタイルを決め、インテリアカラーを決めようやく家具選びが始まるのです。ここでは理想の空間を作るための家具選びの際の5つのポイントをお教えします。

 ①家具を初めに決めたインテリアスタイルに合わせる

先にも述べたように、インテリアスタイルに合わせることで統一感のある洗礼された部屋になります。

②床・壁・天井のカラーのバランスを考慮して選ぶ

家具はインテリアカラーの「サブカラー」にあたり、部屋に変化をもたらす役割があります。インテリアコーディネートにおいてカラーの配分はとても重要であるためカラー配分を考慮しながら選びます。

③部屋の中でのサイズ感を考え選ぶ

例えば、3畳ほどの小さな部屋にキングサイズのベッドをおくと人が通るスペースがありません。オシャレに見せるためだけでなく、快適に生活するためにもサイズ感を考慮する必要があります。

④素材を考慮して選ぶ

家具には製・金属脚・ファブリック・レザー・本革・ガラス天板など様々な素材を使ったものがあります。もちろん素材が変われば部屋の印象も変わるため自身の選んだインテリアスタイルに合う素材を選びます。また、素材により家具のお手入れの仕方も変わるため、ご自身のライフスタイルや性格も考慮するとよいでしょう。

⑤形状を考慮して選ぶ

例えばダイニングテーブルだけでも形が丸、長方形、正方形と様々な形のものあります。同じ大きさでも形状が変われば印象も変わりますし、使い勝手も異なるため形状を考慮して選ぶ必要があります。

つまり、家具選びは部屋全体の部屋のスタイルや雰囲気を決めるものであると同時に自身の使い勝手、部屋の快適さにも関わってくる重要なものなのです。

 

 

まとめ

今回は前編として部屋のインテリアコーディネートの基本となるスタイル、カラー、家具の基礎的な知識と選ぶ際のコツをお伝えしました。ただ、自分の好きなものを置くのではなく、インテリアスタイルを軸とし、インテリアカラーの黄金比を押さえながら、家具選びをしていくことでより一層オシャレな空間を作ることができます。

前編はコーディネートの基本となるものをお教えしましたが、後編では照明や小物を含めたワンランク上のコーディネートのコツをお伝えします。

 

⇓⇓ Imaeda Design / solouno のインテリアコーディネート事例 ⇓⇓

http://www.imaeda-design.com/coordinate/coordinate_ichiran/

☆ウォルナット家具で統一したリビング空間☆

http://www.imaeda-design.com/coordinate/walnut/

☆高級感のあるホテルライクな暮らし☆

http://www.imaeda-design.com/coordinate/hotel/