店舗デザイン 萬勇鞄 株式会社様
BEFORE
3D
AFTER
CONCEPT
ニューヨークスタイルxお子様に喜ばれるアットホームな空間がテーマ。 黒をベースに質感を出し、自然素材を加えたことで温かみのあるデザインで、落ち着く雰囲気に完成しました。
お客様のご要望
前回のお店は女の子を対象としていたので、可愛らしい感じのお店になったが、今回は男の子を対象としたお店を作りたいのでダークすぎず、かっこよい感じにしてほしいとのことでした。
工夫した点
今回の依頼を受けたお店はランドセルを販売しているところです。ランドセル選びというのは小学校に上がるにしたがって必要になってくる必需品です。誰しもランドセルを買うとき、気分が高まり、ワクワクします。展示するにしたがって、その空間が派手ではランドセルを際立たせることができません。しかし、シンプルすぎても小さい子供は退屈な空間になってしまいます。だから、今回はシンプルすぎず、派手すぎない、男の子受けするような、古き良きニューヨークの街並みを意識してブルックリン風の内装を考えました。 このお店は、前回、倉庫として使っていたため、とても広く、間延びするような部屋でした。そのような空間にならないように、あえて梁を付けるなどして工夫し、そこに照明を付けるなどしました。柱や所々にレンガの壁紙を張ることで、ブルックリン風になり、アンティーク感を出してくれ、レンガの質感や白のレザーのソファを組み合わせることで、レトロな感覚を生み出してくれます。ランドセルを展示している後ろの壁は白のシンプルな壁にすることで、色の喧嘩をすることなく柔らかいイメージで、お店にランドセルを見に来たお客さんが見やすいようにしました。インテリアとして、カフェ風に小さな黒板を置き、緑の観葉植物を置くなどしてアクセントを加え、おしゃれな空間にしました。また、外観から見てランドセルが展示してあるのがわかるように、ランドセルをかけることができる、木製の什器を置きました。ランドセルがかかっているところは間接照明を付けたり、スポットライトを照らすなどして質感が出るように、演出方法も考えました。
デザイナーの想い
もともと倉庫だったため、部屋が汚れており、内装を全部変えることを決断しました。空間に強弱をつけつつ、小学校の子供がワクワクするような内装を考えました。展示しているランドセルが映えるように、その後ろの壁は白にして、スポットライトを当てました。また、アクセントとしてブルックリン風のブラケット照明をつけるなど、照明にもこだわりました。
お客様の声
前回も今回も理想通りの空間になって、とても満足しています。Imaeda流の間接照明もうまく使えていて、ランドセルが映えて、男の子が喜ぶような空間になりました。 ダークすぎず、かっこよい雰囲気になってすごくよいです。ありがとうございました。とのお声をいただきました。